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The Cavern Club

愛するクラブはLiverpool FC! 愛するスタジアムはAnfield。 愛する四字熟語はYNWA

ブレンダンロジャーズが追った幻影

初めまして。りーせと申します。

Twitterでもお世話になっております。

Liverpool FC を中心にブログを更新していこうと思っています。

よろしくお願いいたします。

 

今回が初更新なので、(某赤い悪魔にシーズンダブル喰らったことや、最終節でトッテナムに抜かれ、6位になった事は華麗にスルーして)明るく行きます!!

 

 

 

ブレンダンロジャーズの理想

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14ー15シーズン、チームの核弾頭であるスアレスバルセロナに移籍。

スタリッジの0.5トップシステムを軸に動き出した新生リバプール

その概要をサラッと紹介します。

 

 

 

局面は右から左に攻めるリバプール

 

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サイドに流れて、味方CBからのロングボールを受けてターン

CB-SB-CH-CHのスペースでキープ、味方が追い越す時間を作るスタリッジ

 

 

 

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右SB裏(黄丸)に走るスターリングへパス、スタリッジ自身もGO!

 

 

 

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両WBを先頭に2シャドー、スタリッジの5人がエリア内になだれ込む攻撃。

 

 

 

 

もう一つ

右から左に攻めるリバプール

 

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CBが敵陣までボールを運ぶと同時に、アレンが中盤底のシェルビーを釣り出してCB-DMF間にスペースを作ります。

 

 

 

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CB-DMF間で「間受け」を狙うスタリッジはパスを受ける前に、首を振って周囲を確認。

少し話は逸れますが「首振り」ってプレーの成功率が上がるだけでなく、プレーの選択肢が増える立派な技術です。メッシやシャビクラスだと絶対に欠かさないです。

彼らにとっては技術というより習慣。もはや無意識的に行っているんでしょうね。

『パスを受ける前に首を振ってこそ一流』

と高らかに主張したいのですが、レアルマドリーにいるC・ロナウドは結構サボるんですよね(実はスタリッジも結構サボる)

なので、『首を振っても降らなくても、どうにかしちゃうのが一流』という事にしましょう(爆)

 

 

 

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最終ライン裏ヘ走り込むヘンダーソンへヒールパス。

スタリッジを潰しに行ったCBのスペースに走り込み、得点。

 

 

ここでスタリッジの仕事を図にするとこんな感じです。

※青丸は相手の4バック

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①オレンジのスタリッジがサイドに流れてPAを空ける→両WB、2シャドーがそこへ走り込む。

②CBを引き連れて中盤へ降りる→ボランチのヘンダーソンがPA内に走り込む。

仮にCBが食いつかなければ、そのままパスを受けてドリブルなりミドルシュートなりを選択。

③最終ライン裏への走り込み→パスを受けれたらGKと1vs1

仮にパスを受けられなくもCB-MF間を広げてくれますので、そこを2シャドーが使うという寸法。

 

いわゆる0トップってヤツです。

レアルマドリーがやっている様にベンゼマがトップを空けて、そこにベイル、Cロナウドとかいう張飛関羽PA内に特攻するシステム。

ソレと原理は同じなんですね。

 

 

リーガ厨に言わせたら

おいおいwwwwwwwスペインを越えてイギリスに渡るまで何年かかってんだよwwwwwwwwファーーーーーwwwwwwwって感じですが

だってだって!!!戦術的の発展よりも豪華な選手につぎ込んだ方がいいじゃん!!!!アンチェロッティだって似たような事を言ってたもん!!理論です

戦術面での進化を疎かにし、莫大な放映権をエサに他リーグのスターを乱獲することで他国と渡り合うプレミアリーグ・・・大好きです。

 

 

と、スアレスマネーで選手を大量補強。

プレミアでは異例の流動性溢れる0トップ&英国人軍団で戴冠を狙うロジャーズリバプールの新シーズン。革新待ったなし!!!

Vやねん!!リバプール!!!

と・こ・ろ・が!!!

大炎上ンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

久しぶりのCLでは6戦1勝。

今度こそ!と意気込んだELも一回戦敗退。

マンチェスター高額査定ユナイテッドにはシーズンダブルを喰らい、チームの至宝スターリングは移籍志願。

終いにはキャプテンジェラードのリバプールラストマッチでは6失点を喫する始末wwwwwwwwwwwwww

どうしてこうなった(AA略

 

 

 

 

ブレンダンロジャーズの現実

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失敗した原因を振り返ると108個くらいありそうですけど・・・

いくつか挙げると、

 

  1. 昨シーズン、機能していた前線からのプレッシングをやめてしまったこと。(戦術面の幅を広げるため?に、自陣から引いて守っていた)
  2. 後方での稚拙なビルドアップ。ロングボールを使わないコダワリが相手のプレッシングの狙い撃ちにされていた。案の定、失点は重なり続けた。
  3. スタリッジが怪我に継ぐ怪我。そしてスタリッジシステムに時間を費やした結果、他のFWを使ったプランB、プランCを用意していなかったこと。(スタリッジ役をバロテッリやランバートでは明らかな無理があった)

 

また一般的なポゼッションサッカーと呼ばれるものはボールを失った瞬間、複数人でボールを奪い返す守備が鉄の掟。

ボールより前に送る人数が必然的に多くなります。攻撃の途中でパスカットされてカウンターを喰らうと一気に致命傷です。

なのでカウンターを喰らう前に、素早く守備へ切り替え、自陣でボールを奪い返す事で守備を成立させ、再び攻撃に転ずる。

高いボール保持率を叩き出し、相手に攻める機会すら与えずに勝つ。

これが強いポゼッションサッカーのカラクリだと思っています。

 

昔、ペップが率いていたバルセロナは6秒間。(世界を圧巻したクロップドルトムントのゲーゲンプレスの元祖はコレですね。)

現在、ペップが率いているバイエルンは4秒間、ボールを失った瞬間にプレスをかけます。

 

 

 

では、ロジャーズのリバプールはどうか??

リーグ最終戦のストーク戦に限って言えば、0秒ですたい。

ディスイズ無抵抗wwwひたすらにカウンターを喰らってwwwwwwミドルシュート爆撃祭りwwwwwwwワロタwwwww

ワ・・・ロ・・・タ・・・(虚無)

 

なんちゃってポゼッションサッカーを試みた末路。なんでしょうか。

一応擁護しますと、チームの調子が良い時とビッグマッチの時はちゃんとやってましたよ。

これは、ただの持論なんですが、チームの調子と守備は連動している様な気がしています。負けている時は何もかもが疑心になり、正しいアクションを取れなかったり、正しいアクションを取るのにも時間がかかってしまい、相手に飲み込まれてしまう。

ロジャーズは監督として「選手のモチベーションを上げる能力」も、欠如していたのかも知れないですね。

 

 

 

 

そして、15−16シーズンへ。

 

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僕の予想ですがおそらく、ブレンダンロジャーズは解任されます。

リバプールサポーターからの信頼を失い、ロジャーズの力不足を知ったフロントは見切りを付けるでしょう。後任はユルゲンクロップ、ラファベニテス、カルロアンチェロッティが噂されています。

次回、ブログを更新した際に決定しているでしょう。

 

 

今シーズン、ロジャーズは解任されても文句を言えない出来でした。

 

ただ一つだけ思うのは、フロントは多少の低迷を迎えたとしても、将来的なビジョンを見据えて長期政権を託せるロジャーズを就任させたと思っていた。

それこそジェラード退団後も任せられるように、1年目も辛抱したんでしょうに。

ジェラードがいないリバプールの指揮を執らせてから、続投だ辞任だの話ではないのか??

 

 

そもそもこの3年間は『衰えたジェラードを使って勝つ』という至上命題の上、チーム構成を考えていた。

「呪縛」や「足かせ」そういった醜い言葉でメディアはジェラードを批難していた。

そんなジェラードをアンカーに起用して蘇らせた事を忘れてしまったのか?

昨季、最終節までもつれた優勝争いを無かったものにしてしまうのか??

いまだキックアンドラッシュが強く根付くプレミアリーグにおいて革新性を見出すサッカーをするためのロジャーズの就任ではなかったのか?

たった1年の失敗、その失敗も監督に責任を押し付けるような形で本当に良いのか?

 

 

リバプールFC繁栄のためにロジャーズを解任するなら、それは致し方ない。

クラブより偉大なものは無い。

我々はクラブの繁栄、巨大化を祈り金銭を投ずるだけだ。

ただ・・・もしロジャーズが解任されたとしても、プレミアリーグに新たな風を吹かせた英国人監督に最大の賛辞を贈りたい。

 

 

 

 

You'll Never Walk Alone